コンディショニングサロン・セレネス
≪今月の一言≫
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8月になりましたね!
暑い日が続いておりますが、意外と雨が少ないですね、この夏は。
でも、きっと、今月から台風が増えてきますので、それなりに雨も増えるのかな?と。
でも、局地的なゲリラ豪雨は相変わらずですね。
昔でいう「夏の夕立」レベルではないですので、十分警戒が必要ですね。
さて、夏になると気にことがもうひとつ!
紫外線による日焼け〜
気になりますよね〜
直射日光は殺人的な暑さだから、日陰を選んで歩く。
と同時に
「やっぱり日焼けしたくない」
サーファー女子じゃあるまいし、やっぱり美白!
シミは増やしたくない〜
と切実な女性の想いですね。
ところで、紫外線にまつわる都市伝説で
”曇りの日の方が日焼けする”
とか
”5月が一番紫外線が多い!”
なんて話を聞いたことがないですか?
いやいや、やっぱり晴天の方が日に焼けるでしょ!
真夏の方が多いよね、紫外線。
そう思っている、あなた!
その真実を知っておきましょう!
ということで、紫外線の都市伝説の真偽に迫っちゃいましょう〜
もう知ってるよ!
という方もおさらいで…
実は紫外線…
晴れの日の方が多いよね!
っていうのは正解です!
でも、曇りの日の方が多いって聞いたことある。
っていうのも正解です!
ーーどっちやねん
はい、なぜ正解がふたつあるかというと…
紫外線は主に2種類あります。
ほんとは3種類ですが、このうちひとつは地上に届かないので、除外です。
で、この紫外線。
UV-AとUV-Bといいます。
ではこのふたつの紫外線、どんな特徴があるかというと…
UV-A:地上によく届きます。シミやお肌の老化を引き起こします。全体の95%
UV-B:雲に遮られ届きにくい。肌を赤くする日焼けの犯人。全体の5%
というわけなんですが、これを正解と結びつけてみましょう!
UV-A
遮る雲をすり抜けて、しっかりお肌に届きます。
日焼けさせる力が弱いので、見た目は赤くなったりしませんが、シミやお肌の老化につながる主犯格です。
なので、曇りの日でも多く降り注ぎます。
UV-B
曇りの日は、雲に遮られてほとんど届きません。
なので、そんな日は目に見えるような日焼けはしにくいです。
サンバーンと言われるやつですね。
ーーじゃ、やっぱり快晴の日が一番多いんじゃん!
ですからそれも、正解です。
そこでですが、
快晴って、言えば一種類ですよね?
要するに雲ひとつない晴れた日ですから。
でも、曇りって、ビミョーですよね。
・曇り
・薄曇り
・晴れ、時々曇り
と雲の状態によって幾つか状態が異なります。
問題なのは、UV-Aでございます。
雲、すり抜けます。
確実にお肌に届きます。
ーーでも、快晴の日より少ないんでしょ?
はい、ここが肝です!
実はこのUV-Aですが、雲をすり抜けるだけではございません。
雲に反射して拡散します。
増えるんです!
例えるなら「普通のお部屋の中にローソク一本」と比べ、「鏡だけの部屋の中にローソク一本」あるのとでは、明るさが違いますよね。
ーーそうだが… どんな状況…
で、でも、そんな状況です。
なので、シミやお肌の老化の大敵紫外線は曇りの日のほうが多いことがあるんです。
特に、薄曇りや、雲があるけど、時々雲の隙間から日がさすような曇りの日。
は、要注意なんです。
ということで、曇りの日の方が紫外線量が多い!
というのも正解です。
日焼けもしたくないけど、シミも老化もイヤっ!
が、ほとんどなんで、曇りの日も油断めさるな、ということですね。
最近、がっつり曇りの日でも「日傘女子」が増えてきているのは、そういうことなのかもしれません。
そして、
”5月が一番紫外線が多い” という都市伝説ですが、これは伝説です。
7月・8月の方が紫外線量は多いんです。
が、しかし、5月はすでに真夏に匹敵するだけの紫外線量があるのも事実。
でも5月の時期はまだ肌寒かったりして、日焼け対策の意識が薄い時期です。
しかも、UV-Aは5月から急激に増え始めます。
ですから油断して、日焼けしてしまう人も多いので、5月頃の方が紫外線被害者が多いのかもしれません。
それで、”5月が一番紫外線が多い” というイメージが生まれたのかもしれませんね。
暑いから紫外線が多いということではありませんので、早めに対策しましょうね。
以上
都市伝説でもないな…
というお話でした。