2023年9月の一言

コンディショニングサロン・セレネス

≪今月の一言≫

真面目な「熱中症対策編」

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もう9月です。

そろそろ秋の気配を感じさせてくれてもいいんじゃないかと思うくらい

まだ「夏」です。

朝と夜はほんの少し「涼しいかな?」と思わせなくもないですが

まだ「夏」です。

予報では9月・10月と残暑が続くと言っていますので「うへぇ〜」ですね…

こう暑いのが続くと、体力奪われっぱなしでたまりません。

熱中症も心配です。

充分注意していても、自分では気づかないうちに軽い熱中症にかかっている場合もあります。

実は、誤った知識で熱中症を引き起こしてる場合もあるんです。

前回もちょっと触れましたが、熱中症にはミネラル補給が大切です。

ここが肝ですが、特にナトリウム・マグネシウム・カリウムと…
意外かもしれませんが糖分も必要になる場合があります。

特に激しい運動を伴った場合は、糖分をエネルギーとして消費しますので過剰にならない程度に摂取しましょう。

そう、要するに「水」だけ摂取してもダメというわけです。

ミネラルウォーターならまだいいかもしれませんが、ただの「水」では血中のミネラル分を薄めてしまうだけなので、熱中症の症状である、めまいや痙攣・倦怠感などが発生しやすくなる場合も多いんです。

そこを考えて水分やミネラルを適宜摂取しましょう!

最近ではTVや雑誌・Webなどでも「水分と一緒に塩分補給も!」と呼びかけていますので、ご存知の方も多いとは思いますが、熱中症対策として特に大切なのは「ナトリウム」です。
要するに「塩」ですね。

汗と一緒に排出されてしまうミネラルの中でも「ナトリウム」は肝心です。

血液中の塩分濃度は常に一定に保たれるように調整されています。
濃すぎても薄すぎても臓器や細胞に与える影響は大きいと考えましょう。

そこで「水分&塩分」補給に効果的なものはどういったものなのか?
最近言われている、もしくは良いんじゃないか?
と思われている飲料をご紹介いたします。

これ、以外と落とし穴もあるので知っておいてください!

 

おすすめは…

1、経口補水液

経口補水液は電解質濃度が高く、反対に糖分濃度は低く作られています。
不足している水分と電解質を速やかに補ってくれます。
が、塩分濃度が高いので、普段の水分補給には適しているとは言えないので要注意です。
経口補水液は脱水症状が出ている、あるいは脱水症状になり得る状態のときのみ飲むようにしましょう。

2、スポーツドリンク

熱中症対策に限らず、色々と優れた飲み物ですが糖分が多めなので、高血糖には要注意です。
また、スポーツドリンクには大きく分けて「アイソトニック」と「ハイポトニック」の2種類に分けられます。

・アイソトニック(等張液)
身体をほとんど動かしていないときの体液と同じくらいの成分濃度・浸透圧で作られている飲み物のことです。
体液と同程度の濃度で、水分や塩分をバランスよく摂取することができます。
発汗で塩分が排出されると体液の浸透圧が低くなるため、運動時は吸収スピードが遅くなります。
なので、通常時の浸透圧に合わせて作られているアイソトニックは、運動前がオススメで、普段飲みに適しているタイプと言えます。

例えば「ポカリスエッ◯」「アクエリア◯」

・ハイポトニック(低張液)
アイソトニックよりも塩分や浸透圧が低めに作られています。
体液よりも低い浸透圧で作られているため、発汗で浸透圧が低くなった状態でも吸収されやい。
こちらは運動時や運動後がオススメ。
経口補水液と同程度の低浸透圧だけど、塩分はアイソトニックと同程度。
熱中症対策にはこちらが向いているかもしれません。

例えば「ポカリスエッ◯ゼロ」「イオ◯ウォーター」
   

3、ミネラルウォーター

余分なものを含まない「真水」よりは「ミネラルウォーター」の方がオススメです。
普段飲みは真水を勧める専門家もいらっしゃいますが、熱中症対策としてはミネラルを含むミネラルウォーターの方が向いています。
ただし、肝心な「ナトリウム」が充分含まれていない場合もありますので、塩分は別途補給した方が良いかもしれません。
ミネラルを吸収しやすくサポートしてくれる「クエン酸」を一緒に補給すると効果的です。

例えば「梅干し」
苦手な方は「塩昆布」
それも…という方には「塩飴」

いづれも摂取しすぎには気をつけましょう!

 

おすすめできないのは…

1、アルコール

もってのほかです。
利尿作用があるので当然ダメです。
アルコールを分解するのにも水分が必要になるので、水分補給にはなりません。

2、コーヒー・お茶

こちらも利尿作用があるので適しません。

3、牛乳

牛乳は体温を上げて発汗を促す作用があることから、熱中症対策の水分補給には向いていないとされます。

4、ジュースやコーラ等の清涼飲料水

糖類が多いため、多量に摂取すると急性の糖尿病(ペットボトル症候群)を招く恐れがあります。
熱中症に限らず注意が必要です。

5、麦茶

ノンカフェインでミネラルをわずかに含んでいるため、完全NGではありませんが、塩分は足りない場合が多いのでひとつまみの塩を加えると良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?
今回は、残暑が厳しく続きそうなので、真面目にお役立ち情報をお届けして見ました。

お役に立てば幸いです…

 

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セレネスでは、7月より価格を改定させて頂くこととなりました。

コロナ禍での減収減益に加え、昨今の原材料費・輸送コスト・光熱費の高騰による支出が深刻なものとなり、これまでは、同地域の他店舗様の相場価格よりだいぶ抑えた価格設定でございましたが、市場相場に合わせた形での改定とさせて頂くことと致しました。

ここまで光熱費の節約やシフト調整による人件費の削減など、経費削減に努めてまいりましたが、これ以上はサービス品質の低下に繋がると判断したため、やむなく価格を見直す運びとなりました。

値上げという形での価格改定となり、非常に心苦しくはございますが、店舗存続に向けての決断となりますことを、ご理解いただければと存じます。

なお、各会員システムにおける特典の割引率の改定はございません。
これまでと同じ割引率でご利用いただけます。
また、すでにご購入いただいている回数券(追加オプション含む)や、早割をご利用いただいてお支払いいただいた分に関しても、当然ではございますが、追加で差分をいただくようなことはございません。

新価格に関しましては7月にご予約の申し込みをいただいた分から適用となり、6月末日までにご予約をいただいている分に関しましては、新価格の適用外とし従来価格とさせて頂きます。

お客様へのご負担を強いることとなり、大変に恐縮ではございますが、昨今の諸事情をご理解いただき、引き続きご利用頂ければ幸いでございます。

今後ともコンディショニングサロン・セレネスをご愛顧賜れますよう、スタッフ一丸となって努めてまいります所存でございますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

改定後 新価格(7月より)はこちらからご確認いただけます。

料金

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