2023年6月の一言

コンディショニングサロン・セレネス

≪今月の一言≫

「水無月」と「ピーマン」

○――――――○――――――○

はい、6月です。

今月が終わると、1年の半分が終わることになります。
もう半分終わると考えるか、まだ半分あると考えるかは…

前向きに捉えて、まだ半分あると思いましょう!

コロナ禍も抜けましたし、出来なかったことは色々あると思いますが、半年あれば何かはできるのではないでしょうか?

しかし、これから梅雨に突入するので出鼻をくじかれるかもしれませんね〜

雨に…

 

雨の多い6月は「水無月」と言いますね。

梅雨に入って雨が多くなる月なのに「水無」とは、これいかに。

旧暦だと、ちょうど7月中旬から8月に当たる時期なので、梅雨が明けて雨が減り水不足になる季節だったので「水無月」と言われるようになった。

と言う説がありますが…

実はそうでもないようです。

実際にはこの「無(な)」は昔で言うと「の」と言う意味なので、「水の月」と言うのが正しいようです。

紛らわしいですね…

これは「俗信(ぞくしん)」と言われる一種の迷信でもあって、中世頃から間違えというか、本来とは違う意味で捉えられたようですよ。

そこで出てくるのが、10月の「神無月」ですが「神なしつき」と捉えられた俗信が元で、全国から神様がいなくなり出雲に集まるとされていて、逆に…

「出雲では10月は神様が集まるので「神在月」と言う地方がある。」

なんていうのは、聞いたことがあるかもしれませんが、これも「神の月」が正しくて、神様がいなくなる月という考え方は、平安時代以降の後付けだそうです。

しかも「無」は当て字だそうです。

また余計なことをしたもんですが…

「神な月」は収穫の月

そこには神様がもたらしてくれたものと言う感謝の気持ちがありますが、実りをもたらしてくれる神様がいる「月」これが「神な月」と言われるようになったのだとか。
しかし収穫が終わると、どこかに行ってしまうと考えられていて、神様がいなくなる「月」でもあると言われていました。

それが「無」を当てる原因だったのかもしれませんね。

なので「水無月」の「な」も「無」が当てられたんでしょう。

本当は「水な月」で「水の月」

6月は水がある月なのでした!

結局、梅雨には違いないんですけど…

 

さて、本題です。

 え?続くの?

はい。

梅雨のこの時期の「旬の話」が本題ですから〜

さてさて、この時期の「旬」といえばピーマンですよね!

 え?限定?

ピーマンはややもするとクセが強くて子供達には嫌われがちです。
大人になっても嫌いな人多いですよね〜

しかし、ピーマンによく似たヤツは結構人気者だったりします。
そう「パプリカ」です。

ちょっと大きいけど、見た目そっくりです。

けど、シューシーでクセもなくサラダでも美味しくいただけます。

このパプリカ。

ピーマンとは違うのでしょうか!

 え?名前からして違うけど…

どちらもナス科トウガラシ属なので、ある意味同じです!

 ある意味って…

しかし、品種が違います!

 だよね…

でも、考えてみてください。

ネギでも、大根でも名前が違う品種はいっぱいあるけど、どれも「ネギはネギ」、「大根は大根」じゃないですかぁぁぁ

なぜ、ピーマンとパプリカは別物扱いなんですかぁぁぁ

その答えは…

トウガラシ

そう、辛くない唐辛子、甘唐辛子と言います。

ピーマンの名前の由来は、トウガラシを意味するフランス語のピマン(piment)に由来するとのことです。

明治時代には西洋唐辛子と呼ばれていました。

 やっぱり、ある意味同じか?

因みに、普通のピーマンは「未熟」の状態で収穫されるので苦いそうです。

最近では色々な色のカラフルなピーマンが売られていますが、これはカラーピーマンでパプリカはその中に含まれるそうです。

 あれ?じゃピーマン?
 パプリカはピーマンと呼んでいいんだ

勝手に呼べばいい…

因みに完熟した状態で収穫されるカラーピーマンなどは、通常の緑のピーマンより日持ちしないので要注意だそうです!

それよりも、スパイスとして売られている粉末の「パプリカ」はここに登場した野菜のパプリカとは別物だそうです…

 え、えぇぇぇ〜

 

以上。
もうこれ以上謎は追えない…
というお話でした。

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