コンディショニングサロン・セレネス
≪今月の一言≫
「和がらし」って「マスタード」?
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さて8月となりました。
やはり今年はとんでもない暑さ!
各地で記録を塗り替えているようです。
熱中症対策は、もはや命を守る必須事項になりましたね。
汗になって流れ落ちる水分を補給するのはもちろん大切ですが、一緒に排出されてしまうミネラルを失うことが、体の機能維持にとって最も危惧されることでもあります。
単に水分だけではなく、ミネラルも一緒に補給できるように工夫が必要です。
スポーツドリンクや飴など、最近は経口摂取できるものもたくさんありますので意識的にミネラルを摂取するようにしましょう!
さてさて、うだる暑さはまだまだ続くわけですが、こう暑いと食欲が…
暑い時こそミネラル摂取の話もそうですが、しっかり食べないといけませんよねぇ
しかし、この夏は「麺物」率、上がってます。
サッパリちゅるちゅる食べれる「そう麺」「冷やしうどん」「冷やし中華」が結構連発してます。
その分、お肉や野菜などのサイドメニューも充実させておりますが…
やっぱりちゅる麺に手が伸びます。
先日も「冷やし中華」を一年ぶりに食べましたが、最近のスーパー物は侮れませんねぇ
お店レベル!とまではいきませんが十分満足できるお味でございました。
と、その日サイドメニューにはウィンナーが…
味付けとして「粒マスタード」
で、「冷やし中華」には「からし」が…
ここで、思ったわけです。
ん?「マスタード」と「からし」って違うんだよねぇ?
と、思っちゃったわけですよ…
ー うん、全然違うけど?
そこで、調べちゃったわけですよ…
ー いや、全然違うってばっ
そこで、今回のテーマは「和がらし」と「マスタード」なわけですよ!
ー 毎回強引ですな…
毎度のことですが、知ってる人にとってはなんの意味もありませんので…
一応…
読まなくてもいいですけど
読んでもいいですよ♡
で、まずは「何からできているか?」からいきましょう!
和がらし「カラシナ」
マスタード「カラシナ」
ー おんなじじゃねーか!
まあまあ…
そうなんですぅ
実際、「カラシナ」からできているので、同じです。
でもいいんですが、この「カラシナ」なかなか奥が深い
ちょっと掘り下げます。
和がらし:アブラナ科アブラナ属カラシナ種
マスタード:アブラナ科アブラナ属カラシナ種
ー やっぱ、おんなじじゃねーか!
ひぇっ
さらに掘り下げます
和がらし:
アブラナ科アブラナ属カラシナ種のうちオリエンタルマスタード
マスタード:
アブラナ科アブラナ属カラシナ種のうちイエローマスタードやブラウンマスタード
となるわけです。
ー あ、違うね…
でも、和がらしなのにオリエンタルマスタード?洋だけど?
実際、カラシナは種類がたくさんあるのでかなりややこしいです。
っていうか「アブラナ科」が複雑すぎる!
無視かよ…
「わさび菜」って売ってますよね。
これはワサビではなく、味がワサビに似てっるってだけで名前がついたものでワサビとは別物。
でも…
ワサビ
・アブラナ科ワサビ属ワサビ種
わさび菜
・アブラナ科アブラナ属ワサビナ種
でどちらも「アブラナ科」
ー え?親類?
そう、他にも「アブラナ科」な野菜たちは
ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、カラードグリーン、ケール、コールラビ、ルタバガ、カブ、パクチョイ、ハクサイ、ルッコラ、セイヨウワサビ、ダイコン、クレソン.etc
ー あら、白菜も〜
すごいぞアブラナ科!
と、ここまで掘り下げると、和がらしとマスタードは元になる「カラシナ」がちょっとだけ違ということがわかりました。
和がらしに使われる「オリエンタルマスタード」は辛味が強く、マスタードに使われる「イエローマスタード」や「ブラウンマスタード」はそこまで辛味が強くないのが特徴です。
ちなみに「カラシナ」は日本では平安時代からある古いものですね。
明治時代に「種」だけ取るのに輸入されたものを「セイヨウカラシナ」と区別していましたが、実際は同じものです。
ー で、味がこんなに違うの?
そこ!そこですぅ
和がらしとマスタードの最大の違いですが…
和がらし:
種子を粉末にした「粉からし」を水またはぬるま湯で練って作られるもので、通常はそれ以外の成分を含まない。日本で単にからしと言う場合には、主に和がらしを指す。
マスタード:
種の皮と油分を取り除き、すりつぶすかそのままワイン、ビネガー、オールスパイス、タラゴン、粒胡椒、唐辛子、ウコン、砂糖などを配合してつくる。
ということになっとります!
要するに、
和がらしは「カラシナ」まんまの辛さ。
マスタードは味を整えた「複合調味料」であんまり辛くない。
という違いですぅ
ー …食べててわからんかったんかいな
うっ…
えっと、マスタードってお国やメーカーによって味付けも風味も違うのでたくさん種類がありますよね。
和がらしはそんなに…
S&○かハ○スかぐらいで選択肢は少ないです。
現在メーカーからチューブで発売されている「からし」は使いやすいように加工された複合調味料ということになります。
メーカーさん曰く、チューブで販売している「からし」は「オリエンタルマスタード」と「イエローマスタード」をブレンドして程よい風味と辛味。
「和がらし」は日本古来の「オリエンタルマスタード(カラシナ)」を主に使用し、からしの風味と強い辛味をつけられるよう仕立てています。
との事です。
そう、仕立てているのです。
こんな記事がありました。
”からしの辛みは水で溶くことによって発生するが、揮発性が強く長続きしない。
いつでも簡単にからしの風味が利用できるように、粉末や油に溶いた状態で保存する技術が発達した。
ねりからしは、油脂や増粘剤などによって辛み成分を安定させ、人工的なカラシ香味成分を配合したものである。
焼売などに添えられる業務用のプラスチック包装品は1950年代から存在し、1970年にはエ○ビー食品から家庭用のチューブ入りねりからしが発売された。
粉から練った和がらしや伝統的な製法のマスタードとはかなり異なるものであるが、その手軽さから広く普及し、現在では日本で消費されるからし類の大半を占めるに至っている。”
技術革新ってことですね。
複合調味料ってことは、もしかしたらもっと種類が増えるかもしれませんね〜
七味ねりからし。とか
ゆず風味からし。とか
ー お、いいね
わさび入りねりからしとか。
ー 変わっちゃってない?
粒入りからしマスタードとか
ー 意味わからないし…
「和がらし」は本来カラシナのタネを粉末にして、それを水で溶いて練ったものの事でした。
そういえば私が小さい頃はまだチューブのからしはなく、おでんの時はよく父親が練ってましたっけ…
これが強烈に辛かった!
対して「洋がらし」という言い方は、いわゆるマスタードの意味で用いられる場合と、和がらしに比べて辛みを抑えた粉からしや練りからし製品を指す場合があるようですよ!
ー ふーん
じゃ、「わさび」と「西洋ワサビ」は?
えーー!
以上、チューブのからしは欠かせない
というお話でした。
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セレネスでは、7月より価格を改定させて頂くこととなりました。
コロナ禍での減収減益に加え、昨今の原材料費・輸送コスト・光熱費の高騰による支出が深刻なものとなり、これまでは、同地域の他店舗様の相場価格よりだいぶ抑えた価格設定でございましたが、市場相場に合わせた形での改定とさせて頂くことと致しました。
ここまで光熱費の節約やシフト調整による人件費の削減など、経費削減に努めてまいりましたが、これ以上はサービス品質の低下に繋がると判断したため、やむなく価格を見直す運びとなりました。
値上げという形での価格改定となり、非常に心苦しくはございますが、店舗存続に向けての決断となりますことを、ご理解いただければと存じます。
なお、各会員システムにおける特典の割引率の改定はございません。
これまでと同じ割引率でご利用いただけます。
また、すでにご購入いただいている回数券(追加オプション含む)や、早割をご利用いただいてお支払いいただいた分に関しても、当然ではございますが、追加で差分をいただくようなことはございません。
新価格に関しましては7月にご予約の申し込みをいただいた分から適用となり、6月末日までにご予約をいただいている分に関しましては、新価格の適用外とし従来価格とさせて頂きます。
お客様へのご負担を強いることとなり、大変に恐縮ではございますが、昨今の諸事情をご理解いただき、引き続きご利用頂ければ幸いでございます。
今後ともコンディショニングサロン・セレネスをご愛顧賜れますよう、スタッフ一丸となって努めてまいります所存でございますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
改定後 新価格(7月より)はこちらからご確認いただけます。
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