コンディショニングサロン・セレネス
≪今月の一言≫
知らなかったよ!
クリスマスケーキ〜
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もう12月です!
今年が終わります〜
やっぱり振り返ると1年は超速です。
10代の頃より絶対時間が速く流れてるって思いません?
仕事や家事が沢山あるからでしょうか…
あっという間とはまさにこのことですよね。
コロナ禍も来年は4年目です…
この時代の子供達は「コロナ世代」と言われてしまうのでしょうか?
かわいそすぎますよね。
コロナ禍じゃない学生生活を知らないなんて…
きっと子供達にとっては一年一年が長く感じたんじゃないでしょうか?
せめてクリスマスぐらいは楽しい思い出にしてほしいものです。
キラキラのイルミネーションに、美味しいチキンや見た目も可愛いケーキ…
家族や大切な人達と一緒に過ごす楽しいひと時は大切な思い出ですもんね。
ところで、クリスマスケーキってクリスマスプレゼントと一緒に、クリスマスの主役ですよね。
クリスマスにプレゼントを贈る習慣は、紀元3世紀頃に聖ニコラオスという人が貧しい人うを救うためにお金を密かに窓から投げ入れた。
というのが起源との言われています。
これはサンタクロースの起源とされる説もあるようです。
では「クリスマスケーキ」の始まりはどうなんでしょうかぁ?
調べてみると、19世紀にフランスで作られるようになったのが始まりとされています。
このケーキは「ブッシュ・ド・ノエル」というケーキで、フランス語でノエルが「クリスマス」、ブッシュは「木、丸太」で「クリスマスの薪」という意味です。
薪型のものをお祝いに使う習慣はキリスト生誕前からあったそうです。
それをなぜクリスマスに使うようになったのか?
それは何もない薪から忽然と生えてくる「キノコ」の神秘性から生命誕生の象徴とされ、それをキリストの誕生と重ね合わせたことからきてるらしいです。
このようにその土地に昔からある風習に、宗教的な文化が相まって生まれたものですから、国や地方によってクリスマスケーキがあるようです。
じゃ、日本はどうでしょう?
先述の通り、世界各国では宗教的なものとその土地に根付いた風習によって、その土地独自のケーキがあるというお話をしましたが、日本は日本で独自のクリスマスケーキ文化がありました!
今回は「日本のクリスマスケーキ」というどうでもいい壮大なテーマでっす!
日本では「イチゴのショートケーキ」が定番ですが、当然これは日本独特のものなんです!
そもそも「クリスマス」自体は教科書で有名なあの「フランシスコ・ザビエル」が広めたとされています。
その後の江戸時代では「キリスト教」の禁止令が出て一旦は下火になりましたが大正天皇が1926年12月25日に崩御し祝日となったことで復活し、一気に広がったと言われています。
その後の太平洋戦争で欧米文化の自粛があり再び鎮静化しますが、その頃にはすでに定着していたので、終戦後に再び復活したようです。
ではなぜ日本でクリスマスにケーキが食べられるようになったのか?
それは…
企業戦略なのです!
夢ないっスけど…
現実はいつもそんなもんっス…
日本で最初に西洋風のケーキが販売されるようになったのは1922年のこと。
(いや東洋風ケーキは無いですけどね…)
現在も有名なケーキ屋さんである不◯家の創業者がアメリカに渡り、ケーキの製法を学んで日本でケーキ屋を開業したことがきっかけです。
しかものっけからデコレーションケーキ!
それまでケーキなんか目にしたことがなかった日本人にいきなりの豪速球です。
当然、販売には苦戦します。
それに当時は「冷蔵庫」はまだありませんでした。
買ったとて、デコレーションケーキをその日のうちに「一気喰い」はなかなかできませんて…
とっても高価なもんだったでしょうし。
当初は裕福層が食べる希少なケーキ、一般庶民には普及しませんでした。
まあ、当然でしょう。
そこで不◯家さん、起死回生のキャッチコピー
「クリスマスにはケーキを食べる」を謳い文句に打ち出します!
くじけなかった不◯家さんの積極的な販売戦略によって、少しづつケーキ文化が根付いていきます。
そして、戦後の食料不足が解消すると冷蔵庫の普及も相まって一気に広がり定着しましたとさ。
バレンタインのチョコもそうですけど、クリスマスケーキにも企業戦略が及んでいたとは…
ではなぜ「イチゴのショートケーキ」なんでしょう?
これも不◯家さん考案です。
クリスマスといえば「サンタクロース」ですよね。
赤い服着た
そして雪
イチゴのショートケーキの赤と白はこれを表現したものと言われています。
そしてそのカラーリングは「紅白」です。
日本ではもともと「紅白」はおめでたい色とされています。
それも受け入れられた要因といってよいのでしょう。
国旗も「紅白」ですし…
そう考えると、日本の風習を見事に取り入れた見事な戦略だったのかもしれませんねぇ。
戦略と言っては失礼かもしれません。
「企業努力」と言っておきましょか!
ところで「ショートケーキ」の「ショート」ってなんだか知っておりますか?
私は「ホールケーキ」つまり一個まるまるのケーキに対して、切ってある状態で売っているのを「ショートケーキ」だと思っていました。
つまり「ショート」は「短い」「小さい」の意味だとずーっと思っていました。
が、違うんです。
全く違うんですぅ
「ショート」は「砕けやすい」「もろい」の意味で「ショートニング」を使用したビスケットのようなものを使っているケーキのことなんです。
それを不◯家さんが日本人向けにアレンジして、柔らかいスポンジを使ってケーキにしたんだそうです。
だからホール一個まるまるでも「ショートケーキ」なんですぅ
うぉぉぉ
悔い改めます…
不◯家さん、これやっぱり立派な「企業努力」でしたぁ
以上、不◯家さんすいませんでした。
というお話でした。
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