水虫のお話

意外にも女性に多い…

足裏の角質に犯人は潜む

梅雨に差し掛かる時期、どうしても気になってしまうのが「水虫」ですよね?

水虫って男性がなるものだと思っている方も多いかと思いますが、意外なことに最近では、女性の感染者の方が増えてきているようです。
水虫の薬を作っている製薬会社の調査などでは、ナント!3割の女性が水虫にかかっているという統計結果も出ているくらいなんです!!

原因としてはスパなどの入浴施設が流行っていることで、足ふきマットなどの不特定多数の人が共用するところで水虫の病原菌である「白癬菌」をもらってしまう機会が多くなったことにあるそうです。

もともと女性はパンプスやブーツを履いたりする機会が多く白癬菌が好む環境になりやすいので、水虫を育ててしまいやすいんですね。
しかも、乾燥する冬の間は目立たなくても白癬菌を飼っている状態なんだそうです。

そして梅雨の季節に一気にパーッと増殖してしまうらしいです。
でもその季節はブーツを履かないので、

「あら、でもこれからはサンダルやミュールをはくから大丈夫じゃない?」と思って安心してしまいがちです。

が、しかし!

「かかと」よりつま先

いくらオープントゥとはいえ足先を押さえるようなサンダルなどは指と指が密着してムレてしまうので白癬菌は喜びます。
しかも、素足でいることで白癬菌に感染する確率がぐっと高くなってしまうんですね。

ですから夏に向かう時期のほうが、より危険なんです!

「水虫」といってもいろんなタイプがあったり、水虫によく似た他の皮膚病もあったりして自分で判断するのは難しい場合があります。
しかも、ほとんどの水虫はそんなにかゆくなったりしないので「自分のは違う」と思いこみがちです。

それに、爪の水虫は市販の薬ではなかなか治りません。
皮膚科で皮膚科できちんと診てもらうほうが確実です。
怪しいな?と思ったら皮膚科に相談するのが一番です。

ちょっと角質をとって顕微鏡で見てもらえば、その場ですぐわかるものなので恥ずかしがらずに病院へ行きましょう!

それと、もらった薬は最後まできっちり使い切ってください。

薬を使い始めてしばらくたつと、結構早い段階で見た目に良くなります。
でも、そこで安心して使うのをやめてしまうと角質の奥深くにいる白癬菌が増えてまた水虫が復活してしまいます。

しっかり退治するには最低1ヶ月、長くかかると半年位は薬の使用が必要になるそうです。

皮膚科の先生が「もういいよ」というまでは頑張って続けてくださいね!

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