インストラクション

セレネスのインストラクションは、まずは身体の状態（骨格の歪みや、筋肉の左右差や緊張の強い箇所、足裏のタコの状態）から行動パターンを考察することから始めます。 そして、ヒアリングによって自覚されている癖（軸足の使い方、カバンの持ち方、脚を組むなど）との因果関係を考慮しながら、改善すべきポイントと優先順位を決めていきます。 日常生活において発生する姿勢や歩き方などの「癖」は恐らくいくつもあることでしょう。何もないという方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。 そしてそれは、長い時間かけて身についてしまっているものがほとんどなので、身体を支える「骨格筋」はその「癖」に合わせて筋肉を緊張させて形成されてしまっています。その状態が歪みを発生させ、筋緊張が慢性化し過負荷を作り上げてしまいます。 しかし、セレネスではそういった「癖」を一度に改善すべきではないと考えています。身体を支える体幹の筋肉（姿勢筋）は、深層部にあり強い筋肉でもあります。それが長い時間かけて硬くなって慢性化してるので、かなり硬くなってしまっているケースが多くみられます。 そういった状態の筋肉は「癖」に合わせた動きには慣れていますが、「癖」とは違う動きには慣れていません。そこで一気に「癖」を取ろうとして慣れない動きを重ねていけば、今度はそれが過負荷となって痛めてしまうのです。よくない状態で身についている姿勢にとって、正そうとする「正姿勢」もまた過負荷となり得るのです。 ですから、ポイントを押さえ、的確な「優先順位」を取り入れる「量」は重要です。 セレネスでは、身体（筋肉や靭帯）の負荷を考えながら、徐々に「癖」を改善することが理想的と考えています。 早期に改善しようとするならば、体幹の筋肉を柔軟にするようなストレッチ系のトレーニングと合わせて行うことをお勧めいたします。 セレネスでは、一人ひとりの状態や生活パターン、などを考慮しながら「どこにポイントを置くべきか？」「優先すべきことはなにか？」を考え、無理なく実践できるようにアドバイスさせていただきます。